2025年5月26日 月曜日の記録
実家じまいにかかった費用と失敗談|片付け業者は使うべき?

なぜ実家じまいをすることになったのか
実家に住み続ける人が居なくなったからです。
元住人は、父(他界)、母(島に移住)、兄(自立)、私(自立)、弟(自立)
実家じまいといっても、実は一度、実家じまいをしています。
その時のきっかけは、隣人トラブルによる引っ越しです。
持ち家だったのですが隣に住んでいるおばちゃんの心が病んでしまったみたいで、我が家の洗濯物に向かって泥を投げて汚してきたり、外に置いてあるゴミ同然の父のコレクションを持っていってしまったり、とどめは、歩いて通勤している父の職場についてきて怒鳴り込んできたこと。
1人自営業なので、従業員に迷惑をかけるなどはなかったのですが、ここまでくると、いつ火を付けられるかわからないから引っ越そう!となったわけです。
わたしはその当時、次女ちゃんを身ごもっていたので実家暮らしだったのは、父、母、弟ですね。
わたしは自分でいいますが、断捨離上級者です笑
わたしが実家で生活していたのは18歳まで。この引っ越しの時に、子ども時代のものは捨てました。服も雑貨も、卒業アルバムも見たくなったら友達に見せてもらえばいいや、と思って捨てたし、卒業証書も捨てたし、スナップ写真も、おもちゃも、学習机も、絵具セットも習字道具も、ぜーんぶ捨てた。
持って帰ったものは小学生のときに買った裁縫箱の中身「針と、メジャー、裁ちばさみ」だけ…かも…
(父がわたしが捨てた写真をゴミ袋から拾ってとっといてたらしい。後で母から聞きました。全部捨てるんだよあいつ、信じられないって。)
★教訓、親の前で思い出の品を捨てると悲しむ。見ていないところでこっそり捨てよう!
という経緯があるので、今回の実家じまいは賃貸マンション。一般的な実家じまいよりだいぶ楽な方だと勝手ながら思いますが、それでも大変でしたよ!それに、早く終わらせないと無駄に家賃がかかるー。
これから実家じまいを考えている方へ、何が大変だったのか具体的に書きますね!
実際にやったことですが、まずこれ!
とにかく捨てられるものは捨てる!
捨ててモノを減らさないことには、必要なモノが見えてきません。
必要なのか必要ないのかよくわからない書類は捨てました→大事なら、また送られてくるだろう。と割り切って。
冷蔵庫の中身、封が空いている食材、調味料。
壊れているもの。衣類。
45Lのゴミ袋に入れられるものは分別して捨てまくる。
だいたい2週間ほど?私と兄は一日おきくらいに、母は毎日、片付けをしていました。
2回が住まいだったので、ゴミ出すのに階段何往復したことか😓
売れそうなものは売る、欲しい人が見つかりそうなものは譲る。
これは、私は一度我が家に持って帰って、こつこつメルカリに出品しました。
CD、マンガ、ゲーム機、ゲームソフト、パソコン周辺機器、カメラなど。
兄は、ジモティーで売ったり(電気ケトル、工具など)、譲ったりしてくれました。
最後は不用品回収業者に依頼
賃貸マンションだったので、片付け、掃除、不用品の処分をまるまる丸投げして、お金払って終わり。って。プランもあったらしいのですが、そのお金を少しでも浮かせるために、家族で協力してお片付けしました。
(この賃貸マンション、管理業者がやらしくお金にがめついのでマンションの管理業者には何一つお願いしたくなかったという背景もありました😅)
最終的に私が、トラックで不用品を回収してくれる業者にお願いしました。査定と見積もりには母が立ち会いました。査定と見積もりは無料とのことで。
で、申し込み者のわたしに電話がかかってきました。お母様には確認しまして見積もりOKもらいました。と。値段を聞いたら私が想定していたよりだいぶ高くて!!!
母と話すので、一度電話を切ります。と言って母に電話をする。
「あのさぁ、片付けの費用を浮かせるためにここまでみんなで頑張ったのに、この見積もりなら、初めから全部まる投げしちゃえばよかったじゃん?って思っちゃうんだよねー。
お金出すのは結局わたしじゃないから、お金を出すお母さんが、この値段でいいって言うなら文句を言うのも変なんだけどね、なんかねー、別の業者に依頼することもできるんだよ?」
不用品回収費用の相場なんかまったく知らない無知な私ですが、なんか納得できる金額じゃなくて。このときおそらくぼったくられてるわけではなかったと思うのですが、わたしが言った内容をそのまま電話越しで業者に伝える母。笑
そしたら、業者さんは、見積をやり直してくれて、半額くらいになった笑
え、なんでそんな安くなるわけ?って思いますよね。
まず、もっとよく売れそうなものを査定してもらったら最初の見積もりより高く売れるのではないかと判断を変えた(パソコンや新品の雑貨)。
また、不用品回収の仕事は結構ゴミ屋敷同然の部屋がほとんどで、こんなに片付けてくれている家はそうそうないから、運びだすだけで済むということ。
例えば、冷蔵庫の中は空にして、汚れは拭いておいたし、ジャンプも紐で縛っておきました。
まだ使えそうな(でも、もう見るのも売るのも面倒な細々した)雑貨は大きいボックスにまとめておいたし、不用な布団も丸めて紐で縛っておきました。テレビもパソコンもコードを外してまとめておきましたし、片付けてその都度、拭き掃除。そういう事も考慮してくれました。
それから、当初2トントラックで一気に運び出す予定の見積もりでしたが小さいトラックの方が安く済むらしく、小さいトラックで、空いている従業員が2日間に渡ってちょこちょこ運び出す作戦を取ってくれました。
そういった業者側の工夫もあって安くなったようです。
こうして最終的には業者の力を最小限お借りし、無事に実家はすっからかんとなり、引き渡しました。
で!実際、処分に困ったもの!
1つ目→ベランダの植物・土・植木鉢
重い!虫気持ち悪い!汚れる!
業者さんにお願いできるか聞いたところ別料金とのことで、自分たちでの処分を決めました。
植物は折って燃えるゴミ。鉢は燃えないゴミと、燃えるゴミ。で、土が一番困ったのです。車に運び入れて、自治体指定の場所まで運んで処分しました。しんどかった。
2つ目→生き物(亀・めだか・エビ)
こちらは業者さん引き取り不可でした。
捨てられない。捨てられない。殺処分…さすがのわたしもそれは出来ない!
なので、めだかとエビは私と兄の家で半分ずづ飼育することにしました。子どもたちは大喜び。
亀をどうやって手放すか。これが悩みましたよ。
結局、兄がダメ元でジモティに載せたところ、お庭に素敵な池があるらしいおじさんが、引き取ってくださいました。(実家のプラ容器から、お庭の池って…なんか嫉妬)
3つ目→昔ながらの大きいアルバム
私が小中高スナップ写真はすべて捨てましたが、母が一眼で撮って、丁寧にアルバムにした写真や、幼少期、生まれる前の父と母のそれぞれの子ども時代の写真から、学生時代の写真、結婚式の写真、旅行の写真だと、マメな母の手の込んだアルバムはさすがに捨てられない。でも、保管するにもものすごいかさばる。
母は、それぞれ欲しい写真だけとって後は処分していい。と言っていましたが、父が写真を寂しそうに拾っていたって話があってから捨てずらくて。なので、全てのアルバムを持って帰って。
スキャナーで取り込みデータにしてUSBに保管することにしました。
だけどーーーこれがまた大変だったので、最終的には、わたしのカメラでアルバムの写真を撮って、写真をPhotoshopで切り抜いてアルバムごとにファイル作って。あの段ボール何個分?の重たいアルバムが一つの小さいUSBにまとめられて母が感動していた。(しかし母はパソコンが苦手なためUSBをパソコンにさして写真を見るという作業が今のところできない笑 勉強するらしい)






水回りは母の知り合いの人に頼んで綺麗に仕上げて、マンションは引き渡しました。
また、一度は必要と思ってそれぞれの家へ持ち帰ったモノが、そのままになってので、それの処分をしないとですが、実家じまいは終わりました。

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